ミニッツリピーター

フランク・ミュラー<FRANCK MULLER>ミニッツリピーター

ミニッツリピーターの制作には機械式時計の制作の中でもっとも高いレベルの技術が要求されます。 ケース側面のレバーを引くことで、2本の小さなハンマーがケースとムーブメントの間にできた極小の空間に収められている細いリングを叩き、異なる音色のチャイムを鳴らします。この一連のチャイムの音色を聞き分けることで、現在の時刻を分単位の正確さで知ることができるのですが、実に720通りもの澄み切った音色で時刻を鳴らし分けることができます。 優れた時計師とは、同時に数学者や天文学者であり、また哲学者でもあるとさえ言われています。この優れた時計師が持てる技術と叡智を注ぎ込んだミニッツリピーターは本来は数万人の市民のために鳴り響かせる時計台の鐘の音を、たった1人のオーナーのために小さな腕時計に収め鳴らすことができるのです。

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