直線と曲線で構成されたスクエアケースは“ロングアイランド”同様に“アールデコ”の装飾様式から派生しています。繊細なギョウシェダイヤルの中心から放射状にデフォルメされた独特のローマン数字は斬新さと優雅さを絶妙なバランスで両立させています。シンプル且つ大胆なフォルムは洗練されたクラシカルエレガンスな世界観を醸し出します。
トノウ・カーベックスは、フランク・ミュラーがオリジナルデザインした時計ケースです。カーベックス形状は3本の曲線を完璧なバランスによって成り立たせ、ケースを形づくる3本の曲線軸が集まるポイントを球面上の1点に見出しています。独自の3次元曲線による立体的なケースは、3時、6時、9時、12時のどの位置をとってもラインが湾曲しています。トノー型を含め、フランク・ミュラーの象徴的デザインと言って良いでしょう。